株式投資

株式投資を初心者が知るべき専門用語

株の専門用語を覚えよう!

株式投資を始めるにあたり、たくさんの専門用語があります。株式投資はパソコンやスマホで簡単に行うことができますが、逆に簡単にお金を失うこともできてしまいます。株式投資は原則間違いをしなければ増える可能性が高い資金運用ということは間違いありません。しかし、多くの株式投資の初心者が間違いをおかしお金を市場に投げている現実があります。

株式投資初心者脱却には、まず勉強が必要です。1ヶ月くらいあれば、戦えるようにはなると思いますので、まずは基本を勉強してから実際のトレードを始めましょう

初心者向け専門用語

市場

株式売買を行う場所です。ザラ場、場中という言葉でもよく表現されます。よく耳にする企業の株(ANAとか任天堂とかTOYOYAとか)はこの市場が空いている時間のみに原則売買します。いつでも買えるわけではないので、初心者はこの辺りを注意しましょう。市場は原則平日の朝9時からお昼の15時まで(お昼1時間休憩あり)の間、動いています。

板とは、その株式の値段の現在値を示す物です。

基本的に株式の値段は市場が空いている間、変動しつづけます。イメージとしてですが、ANAの株の値段が2500で市場がスタートします。9時1分にはこの値段が、2600円担っている時もあれば、2400円になっていることもあります。そのまま変動し続けて、15時の時点での値段が、終値といい、その日の終わりの値段になります。その売り買いの様子を板というもので、常にみることができます。初心者はあまり板を見る必要はないと思います。板は主にデイトレードであったり大口(億単位で買い付けを行う人)のためにあるといっていいと思います。

値段は大体、1日で0.1%から3%くらいの幅で変動します。1日の中で一番安いところで買い、高いところで売れば、1日で利益を出すことも可能ですが、それはいわゆるデイトレードになるので、株式投資初心者には難しいかもしれません。

デイトレードの場合、難しい専門用語も沢山でてくるので、初心者の方はまずは、日にちをまたぐトレードをお勧めします。

寄り付きと引け

値段が毎日変動してしまうので、どこでかっていいのかわからない。というのがまず初心者があたる壁ですが、株初心者は場中の値動きは見ずにその日の終値だけを注目しましょう。

終値で買う注文方法で「引け買い」という注文方法があります。

デイトレードをしないトレーダーはこの方法で注文するパターンがほとんどです。

あとは、投資の方法やテクニックなどでもよく書かれていますが、どこまで下がったら売るのか、上がったら売るのか、売らずに何年も保有するのか?などを決めればOKです。

損切りとロスカット

よく損切りは大切!ロスカットは何%まで!という記事を見かけます。これに正解はありませんが、あまり信用しない方がいいと思います。

損切りとは?

1ことで言うと、値下がりしてしまった株を、買った値段より安い値段で売る

と言うことです。株は売った時点で利益か損かが確定します。なので、損を確定することを損切りといいます。

損切りは必須!

何%さがれば損切りとかいろんなサイトに書いてありますが、これは間違いだと思います。初心者がいつも躓くのがここです。

では、どう言う時に損切りをすればいいのか?

別の記事で損きりの方法を解説していますので是非、初心者の方はそれを見てください!

材料

いわゆる企業や経済に関するニュースのことです。材料という専門用語は、初心者からすると理解し難いモノですが、株価を上げ下げするには何かしらの理由が必要ということで、名目上はその材料により企業価値が変わり、資金があつまるという口実になっています。

しかし、そうすると、コロナだから下がる。GOTOあるから旅行株があがる。みたいな誰でも勝てる簡単なゲームになってしまいます。残念ながら、株式投資はそんな初心者でも誰でも勝てる場所ではなくて、戦場です。材料は一つの要素にしかすぎないので、初心者の方は気をつけましょう。

チャート

これは、よくみるやつですが、株価の値段の推移を時事系列で表した物です。

ローソク足というもので、表現されますが、デイトレードをあまりしない人にはローソク足のチャートは意味はないかもしれません。

ローソク足とは、1日の中で、一番高い値段と低い値段と最初の値段と終わりの値段の4つの値段を表します。

なので、長いスパンでトレードする場合は、間違いの判断材料になるのでお勧めしません。

日足と週足と月足

日足ローソク足を週間や月間目線でみたものがこれです。

ポイント

自分がどれくらいの期間でトレードするのかを見極めて、使う足を見ましょう

例えば、数ヶ月内には売却する短期のトレードの場合は日足をみていけばいいと思います。しかし、1年以上、もしくは10年単位で保有を考える場合は、週足や月足で判断しましょう。

これは株の需給という一番大事な要素が関わってきますが、トレードに勝つには、自分がどのスパンでトレードするのか、その期間の需給はどうか?ということを理解することが大切です

現物取引と信用取引

現物取引とは、一番スタンダードな株の取引の方法です。

信用取引はよく聞く専門用語の一つですが、簡単に言うとレバレッジ取引(証拠金取引)ということになります。

信用取引は、1万円で3万円ちょいの買い物ができるようになります。そのかわり、買った値段が30%さがった2万円を切った時点でもっている現金1万円で損失が払えなくなるので、退場お金は全部没収されます。現物取引は、1万円で買った値段が30%下がっても7000円でまだ、現金が700円あることになるので、退場することはありません。

初心者からすると、信用取引が魅力に感じると思います。

しかし、株のことを専門的に勉強すればするほど、この信用取引というのは難しく、間違いなく現物より勝率が下がる投資法ということは理解しておかないといけません。

株の世界にはまだまだ、専門用語は沢山ありますが、基本中の基本のみご紹介させていただきました。初心者がいきなり株式投資を行うのは僕は危ないと思っています。株式投資の世界ではチャンスは常に巡っています。ニュースや短期的な材料に踊らず、じっくり勉強して専門用語も理解した上で挑戦しましょう。

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